【日常7】クモの巣によくひっかかるふ
犬も歩けば棒にあたる。
高身長男子が歩けば、クモの巣にひっかかります。
みなさんが歩くとき、クモの巣なんてそうそうひっかからないのではないでしょうか。
え、クモの巣が張ってることなんてある?と思われる方も多いのではないでしょうか。
けっこうあります。クモの巣。
でもみなさんは気付かないのです。
なぜか。
それは、先に歩いた人がひっかかっているからです。
その快適な通行は、先人の犠牲の上に成り立っているのです。
でも、高身長男子の顔の高さはいつだってフロンティア……!
まだ誰も歩いていない高さを顔が通過するので、どうしてもクモの巣を先陣切って回収するはめになります。
だから、ちょっとした森の小道みたいなところを歩くのはためらいがち。
普段どんなに人通りがあったって、高身長男子の顔の高さはケモノ道と大して変わらないのですから!
高身長男子が無駄に姿勢を低くしていたたら、それはクモの巣を事前に避けるための防衛本能かもしれません。